沢山のスマホゲームを毎日されている方も多いと思いますが、毎月の高額なスマホの支払いのため、スマホゲームに課金する金額も少なくなり、困っている方もいるのではないでしょうか。
少しでも毎月の高額な支払いを削減することができたら、その分をスマホゲームに課金することができます。
そこで、今回ここでおすすめしたいのは、格安SIMを使用することです。
格安SIMにすることで毎月の支払額を大幅に下げることができるので、その分をスマホゲームに課金することができます。もちろん課金せずにお金を貯めて、より良いスマホを購入することで、スマホゲームのパフォーマンスを上げることもできます。
ここでは、格安SIMのメリットや、デメリットなどを詳しく紹介していきます。
格安SIMへの不安がある方も多いと思いますので、少しでも不安を取り除けるよう説明させていただきます。
実は、そんな私も格安SIMにした一人です。
初めは手続きなどの面でとても不安がありましたが、やってみると案外簡単にできるものだと感じました。
その実体験も一緒に紹介させていただきます。
様々なものを詰め込みすぎたため、文字数が多くなってしまいました。そのため、目次をお読みの上、知っておられるところは、飛ばして読んで頂ければと思います。
目次
格安SIMでスマホゲームは遊べる?
格安SIMをおすすめしますと書きましたが、そもそも格安SIMでスマホゲームを遊ぶことはできるのかという疑問を持たれる方もおられると思います。
結論から申しますと、格安SIMでもスマホゲームで遊ぶことができます。
私も格安SIMでスマホゲームをしている一人です。
大手キャリアのSIMと格安SIMには、基本的に差はありませんのでご安心ください。
では、なぜ格安で提供できるのかという疑問を持たれると思いますが、その点については順に説明させていただきます。
格安SIMとは
まず、格安SIMについて説明していきます。
この記事を見ている方は、おそらく大手キャリア(ドコモやソフトバンクなど)でスマホを購入し、そこで契約を行いスマホを使われているかと思います。
その大手キャリアのSIMではなく、MVNOと呼ばれる事業者が格安で提供しているSIMのことをいいます。
MVNOとは
MVNOという言葉はよく聞きますが、どういった意味か分からない方もおられると思いますので、簡単に説明します。
MVNOは、Movile Virtual NetWork Operatorの頭文字をとったもので、日本語で仮想移動体通信事業者といいます。
簡単にいうと、「大手キャリアの通信サービスを借りて、通信サービスを提供している事業者のこと」です。
自社では基地局などの設備は持たずに通信サービスを行っています。
なぜ格安で提供できるのか?
格安で提供しているので、サービスが悪いとか、裏があるのではないか?など疑問に思うかもしれませんが、格安で提供できるのは、しっかりとした理由がありますので説明します。
MVNOの説明で設備を持たずに通信サービスを行っていると書きましたが、これが格安SIMを提供できるポイントになります。
ドコモなどの大手キャリアは、自らの基地局を全国的に開設したり、全国に専門ショップを建てたりと膨大なコストが掛かります。その結果、毎月の通信料が高額になります。
MVNOの場合は、基地局を借りてサービスを提供するため、この分のコストを削減することができます。また、ネット中心でのサービスとなりますので、ショップを建てる必要もなく、最低限の人件費で運営していくことができます。
その結果、格安でSIMを提供できるわけです。
格安SIMのメリット
最大のメリットは、「毎月の支払い金額が大幅に安くなること」です。
例えば、大手キャリアだと毎月7000円~10000円掛かるところが、simフリーにすることで、3000円台まで下げることができます。
現在の契約状況にもよりますが、おそらく大抵の方は、半額程度まで毎月の金額を下げることができるのではないでしょうか。
- 毎月の支払い金額が大幅に安くなる
- 2年縛りがなくなる
毎月の支払い金額が大幅に安くなる
例えば、毎月8000円掛かっている人が、格安SIMに変更すると、
8,000円(現在) - 3,000円(格安SIM) = 5,000円
毎月の支払いが5,000円安くなります。
これを2年縛りで考えると、
5,000円 × 24ヶ月 = 120,000円
2年間で12万円も安くできます。
この金額を見ると、相当安くなることがわかるかと思います。
安くなった分を生活費に回すのもいいですし、新しいスマホを購入したり、スマホゲームに課金したりもいいでしょう。
自由に使用できるお金が増えますので、その分を他にまわすことができます。
2年縛りがなくなる
大手キャリアであれば、2年縛りというものが存在して、2年の境目で変更を行わないと高額な解約金が請求されます。
格安SIMを提供しているMVNOであれば、2年縛りではなく数か月から1年程度の縛りに緩和されます。
また、通話ができないデータプランのみであれば、縛りという概念自体なくなり、いつでもキャリア変更が可能となります。
こういった面で、大手キャリアより自由に変更ができるため、自由度が非常に高まります。
格安SIMのデメリット
金額の面でのメリットが非常に大きいですが、もちろんデメリットもありますので紹介していきます。
- キャリアメールが使えない
- 時間帯によっては、通信速度が遅くなる
- 大手キャリアのサポートが受けられない
- 問題が起こった際にすぐ対処できない
といったデメリットがあります。
順に1つずつ説明していきます。
キャリアメールが使えない
大手キャリアでは、専用のメールが用意されており、ほとんどの方はそれを標準メールとして使用します。
例えば、ドコモで契約されている方は、ドコモメールが標準的に搭載されているメールとなります。
格安SIMにしてしまうと、この大手キャリアで用意されている標準メールが使えなくなってしまいます。
このキャリアメールを使えなくなることを懸念している方もいるかと思いますが、今現在それほど心配することはありません。
キャリアメール以外の連絡手段が沢山増えてきており、その代表的なものが皆さんご存知の「LINE」です。
LINEさえあれば、連絡手段に困ることはありません。
また、Android端末をご使用の方であれば、GooglePlayからアプリをダウンロードしますので、必ず、Googleのメール(Gmail)をお持ちになっているはずです。これを引き続き使用することでメールをそのまま使うことができます。
Googleのメールアカウントをお持ちでない方も、簡単に登録ができますので安心してください。
Googleメールの良いところは、いつでもどこでもメールを確認することができます。社会的にも認識されているメールですので、ビジネスの場でも使用できる信用度の高いものとなります。
時間帯によっては、通信速度が遅くなる
お昼や夕方などの時間帯は、回線が込み合うため通信速度が遅くなることがあります。
これは、MVNO先によってことなりますが、有名どころは通信速度が安定している傾向にあります。
例えば、最近よくTVCMで見る「UQモバイル」なんかは、時間に関係なく安定して使用できると言われています。
また、現在は、格安SIMの人口も増えてきたこともあり、通信速度を安定させるよう投資しているところも増えてきています。
大手キャリアのサポートを受けられない
最近のスマホは不具合も少なく問題が起きる可能性も少ないですが、その問題が起こった時にすぐに対処できないことがあります。
大手キャリアであれば、ご自宅の近くに大手キャリアの店があり、店員さんに簡単に対処してもらうことができますが、ほとんどの場合、格安SIMにするとネットのみでの対処となり、問い合わせに時間が掛かってしまうことがあります。
また、スマホが故障した場合は、代替え機をすぐに貸してもらえますが、格安SIMだとネットですので代替え機がない場合もあります。
SIMフリー
大手キャリアで購入したスマホの場合は、SIMにロックが掛かっており、その大手キャリアのSIMでしかスマホを使用できないようになっています。
このSIMのロックを解除して、MVNOの格安SIMでも使用できる状態にすることをSIMフリーといいます。
SIMフリーの状態にすると、大手キャリア以外のMVNOのSIMを使うことができるようになります。
SIMロック解除のやり方
どこのキャリアかにもよりますが、ロックを解除するためには、ネットで行うか、直接お店に行って解除してもらうかの2パターンになります。
大手キャリアにもよりますが、直接お店にで解除をしてもらうと、事務手数料が発生し数千円掛かってしまいます。
ですが、ネットを使って自分でロック解除申請を行うと無料で行うことができますので、こちらをおすすめします。
SIMロック解除しなくてもいい場合①
SIMロック解除の説明をさせていただきましたが実は、解除しなくてもいい場合があります。
現在契約中の大手キャリアと新しく契約するMVNOの回線の種類が同じであればSIMロックの解除は不要になります。
例えば、大手キャリアのドコモのスマホを使用していた場合は、ドコモ回線を借りているMVNO(Lineモバイルなど)であれば、SIMロックを解除しなくてもそのまま格安SIMを使用することができます。
ですので、格安SIMに乗り換える場合は、現在契約中の大手キャリアと新規で契約するMVNOの回線を一度確認するほうがいいでしょう。
SIMロック解除しなくてもいい場合②
SIMフリースマホを購入するとSIMロックの解除が不要で、購入した瞬間から格安SIMを使用することが可能です。
SIMフリースマホを購入する場合は、その時一緒に格安SIMとセットで購入するほうが良いでしょう。
各MVNOでもSIMフリースマホと格安SIMをセット販売しており、セットで購入することで割引され、安く購入することができます。
SIMフリースマホの紹介
少しだけSIMフリースマホを紹介しておきます。
こういったスマホも存在することを少しでも知っていただければと思います。
まず、大手のアマゾンでも販売されていますので、SIMフリースマホを2つ紹介します。
今回紹介した「HUAWEI」と「ZenFone」シリーズは、SIMフリースマホの中でも非常に有名なスマホですので、ぜひ覚えておいてください。
ほとんどのMVNO先でもこの2機種の販売をしているかと思います。MVNO先の格安SIMとセットで購入するのが一番安く購入できると思います。
iPhoneでも格安SIMは可能?
どうしてもAndroidスマホよりも、AppleのiPhoneを使用したいという方もおられると思いますが、もちろん、iPhoneでも格安SIMを使用することは可能です。
※MVNO先によって、対応のモデルが異なりますので、必ず、各MVNOの公式サイトより、動作確認可能なモデルか確認してください。
おすすめMVNOの紹介
ここまで記事を読んでいただいた方は、格安SIMについて少し詳しくなったかと思います。
まだ、ピンと来てない方もおられるかもしれませんが、ここで、おすすめのMVNO先をご紹介します。
ちなみに私は、LINEモバイルを使用しています。スマホをお持ちのほとんどの方は、LINEを使っておられると思いますので、馴染みがあり安心感も高いMVNO先だと思います。
MVNO | 回線 | |
---|---|---|
LINEモバイル | ドコモの回線 | |
UQ mobile | auの回線 | |
楽天モバイル | ドコモの回線 | |
U-mobile | ドコモの回線 |
※回線についてですが、プランによっても異なる場合がありますので、必ず確認をお願いします。
また、MVNO先によって対応機種がことなりますので、必ず確認をお願いします。
格安SIMの本
この記事を読んでも不明な点や、不安がある方もおられるかと思います。
そんな方には、さらに格安SIMについての詳細を説明している、雑誌や本を読んで勉強されることをおすすめします。
やはり、大事なことは、納得して格安SIMに切り替えることですので、より理解を深めていただければと思います。
アマゾンでも販売されていますので、2冊だけ紹介しておきます。
格安SIMにした感想
格安SIMにしたきっかけ
格安SIMについて調べ始めたきっかけは、毎月の支払いが高いと感じたことです。少しでも月々の支払いを少なくするために各大手キャリアで見積もりを取ってみましたが、どこも高くどうしようか迷っていた時に格安SIMのことを思い出し調べることにしました。
格安SIMは怪しいと決めつけていましたが、格安SIMについて調べているうちに、様々な理由から合理的に安くなっていることを知り、格安SIMに切り替えることを決断しました。
格安SIMへの切り替え
MVNOはどこがいいか悩みましたが、最終的に馴染みのあるLINEモバイルに決めました。
大手キャリアでは、2年縛りで解約金が掛かってしまうので切り替えるタイミングも非常に重要となります。そこで、解約金が掛からない月を調べて格安SIMに切り替える日を選びました。
格安SIMの切り替えについては、少し難しいのかなと思っていたのですが、ネットから基本情報を入力して申し込むだけで、難しいところは何もありませんでした。
契約してから、3日ほどでSIMが家に届き、説明書通りに簡単なら初期設定をして、すぐ使えるようになりました。
格安SIMにしてみて
こういった経緯で大手キャリアから格安SIMに切り替えましたが、何の不便もなく今現在普通に使用できています。昼間少し通信速度が遅いかなと思こともありますが、今のところそれほど気になっていません。
正直もっと早くから、切り替えておくべきだったと感じました。
私の場合は、月々の支払いが3000円ほどに抑えられており、非常に安くなりました。一度この金額を知ってしまったら、大手キャリアの金額が高すぎて契約する気になれません。知り合いの月々の支払金額を聞くと、かなり高いと感じてしまいます。
私の場合は、今後も格安SIM一筋でいくと思います。
まとめ
格安SIMに切り替えるのであれば、少しでも早い方が効果が高いです。
私はこの浮いたお金で、最新のスマホを購入して、スマホゲームを快適にプレイできるようにする予定です。
ただ、デメリットも紹介させていただきましたが、しっかりと理解したうえで切り替えることをおすすめします。